リストリー・ノーツ

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テーブルトーク・ストラテジー「中央同盟国の第一次世界大戦1914-1919」プレイレポート

 

時は1914年8月。バルカン半島におけるオーストリア皇太子暗殺事件をきっかけとして始まった第一次世界大戦。

ドイツ、オーストリア=ハンガリー帝国、オスマン帝国ら中央同盟国は、イギリス、フランス、ロシアといった大国たちを相手に勝利を掴むことはできるのか。

そしてイタリアやアメリカといった中立国たちの動向は。

 

テーブルトーク・ストラテジー「第一次世界大戦」編。

3人のプレイヤーは中央同盟国のいずれかを操り、共同して連合国を打ち負かすと共に、戦後に同盟国の中でも最大の影響力を誇る必要がある。

目の前の危機を乗り越え、将来に渡り繁栄の希望を掴み取るのはどの国か。

 

テーマ

  • 第一次世界大戦

プレイヤー国家

  • ドイツ帝国
  • オーストリア=ハンガリー帝国
  • オスマン帝国

※最初にダイスを振り、数字の大きいプレイヤーから選択

ゲーム進行

  • 1914年8月開始
  • 2ターンごとに時間を1年進め、第10ターン(1918年)終了
  • 時間を進めるたびにダイスを振り、数字の大きいプレイヤーから行動順を選択(最初だけは国家選択の逆順)

勝利条件

  • 終了時に史実と比較して最も大きな影響力を持っていた国の勝利
  • 判定はAIに委ねる

禁止事項

  • プレイヤー同士の直接的な戦争は禁止
  • 他のプレイヤーの国内への指示は禁止
  • 結果を断定する指示はなるべく避ける

 

なお、前回の「グレートゲーム1836-1856」は下記のリンクから。

restorynotes.com

テーブルトーク・ストラテジー自体の説明については下記リンクから。

note.com

 

それではいってみよう。

 

目次

 

1914年:開戦

Gemini

1914年8月のドイツ帝国(独)は、皇帝ヴィルヘルム2世が統治しています。

強力な陸軍力を持ち、長年の宿敵であるフランスへの復讐を狙っています。

開戦直後であり、シュリーフェン・プランに基づき、西部戦線で電撃戦を展開しようとしています。

東部戦線ではロシア帝国との戦いが始まろうとしています。

海軍力ではイギリス海軍に劣り、経済封鎖の危機に直面しています。 

 

1914年8月のオーストリア=ハンガリー帝国(墺)は、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が統治しています。

多民族国家であり、民族問題と政治的不安定を抱えています。

セルビアへの宣戦布告を機に、第一次世界大戦に突入しました。

陸軍力はドイツ帝国に次ぐ規模ですが、装備や訓練で遅れが見られます。

工業力は比較的低いものの、戦争遂行には最低限の力を持っています。

イタリア王国との関係が悪化しており、両面作戦を強いられる可能性を秘めています。 

 

1914年8月のオスマン帝国(土)は、スルタン・メフメト5世が名目上の君主ですが、実権は青年トルコ党が握っています。

第一次バルカン戦争での敗北により領土を失い、弱体化が進んでいます。

軍の近代化が課題ですが、資金不足や内部の混乱により遅れています。

ドイツ帝国の影響力が強まっており、中央同盟国側につく可能性が高いです。

国内では民族運動が活発化しており、安定性に欠けます。

中東地域に広大な領土を持ち、石油資源の重要性が高まりつつあります。

順番は独⇒墺⇒土

 

第1ターン

進行役:いい忘れましたが、今回はPvEなのでオスマンは最初のターンに必ず中央同盟国側で参戦してください。

土:了解です。

進行役:プレイヤー同士の相談はいつでも可能です。

独:オーストリアとオスマンはどの方向に勢力広げたいですか?

墺:オーストリアはとりあえずバルカン方面に行こうと考えましたがロシアが怖いですね。

土:オスマンはロシアから領土を奪うのが一番ありがたいのでロシア側に圧力掛けてもらえればコーカサスとか攻撃できるかも。

墺:最初にみんなでロシアを攻めましょうか?

土:フランス側の防衛固めつつまずはロシアに御退場してもらうのがよさそうな気はしますね。

独:その場合ダルザス=ロートリンゲンで防衛線を築くパターンでしょうか

進行役:全員でロシアを集中攻撃という発想はありませんでし

土:戦車とか航空機がこの時点でどうなっているかわからないけど石油はいっぱいあげますよー。

独:ドイツの科学力は世界一ですから開発しないと…じゃあ行きますね。初手ロシア宣戦布告で良いのでしょうか?

進行役:開始時点で英仏露とは開戦済みです。

独:もう開戦でしたか。

進行役:そうでないと、延々と引き延ばせてしまうので。

独:はい

墺:英とも開戦済みですか…

土:まあしゃあない。

 

ドイツ

西部戦線はシュリーフェンプランを破棄して、ダルザス=ロートリンゲンを防衛ラインに英仏に対抗できる最低限の防衛力だけ残し、抽出兵力を東部戦線に回し、オーストリアと共同で全力でロシアを叩きます。

さらに英の海軍力に対し、ドイツは航空機の軍事利用に着手します。

Gemini

ドイツ帝国は、西部戦線での攻勢を中止し、東部戦線に主力を投入する決断を下しました。

これにより、西部戦線は防御に徹することになります。

また、航空機の軍事利用を開始し、新たな戦力としての可能性を模索します。

ただし、西部戦線への戦力配分が少なくなり、英仏軍の攻勢を招く可能性があります。

東部戦線では、オーストリア=ハンガリー帝国との連携が不可欠となります。

航空機開発には時間と資源が必要であり、実戦投入には時間がかかるでしょう。 

 

土:なるほど。西部戦線突破される危険性はありうるかもしれませんね。塹壕の徹底など、防衛に力を籠める指示を出しつつ、どれだけ墺土でロシアに圧力掛けられるかだな・・。

独:ロシアが脱落したら英仏もあきらめるでしょう。

土:内部脆いしね 革命起こさせてさっさとブレスト=リトフスク条約を結ばせるか。

独:イタリアも場合によっては南仏の切り取りを条件に中央同盟入りしてくれるかもしれません。

土:たしかに。

オーストリア

オーストリアはセルビアをはじめとするバルカン諸国方面には派兵を控えめにし、ドイツと共同でロシアを攻めに行きます。

ウクライナ・ベラルーシ方面に共同戦線を張りロシアの早期降伏を狙います。

内政では戦時体制への転換を図り軍需工業への傾斜を強めるよう指導します。

Gemini

オーストリア=ハンガリー帝国は、バルカン方面への派兵を抑制し、ドイツ帝国と連携してロシア帝国への攻勢に集中します。

ウクライナ・ベラルーシ方面で共同戦線を構築し、ロシアの早期降伏を目指します。

また、戦時体制への移行を加速し、軍需産業への資源投入を強化します。

これにより、バルカン方面の防衛が手薄になる恐れがあります。

また、国内経済が軍需産業に偏り、国民生活に影響を与える可能性があります。

ロシアとの早期決着を目指すことは、長期戦を回避する上で重要です。 

 

オスマン帝国

オスマン帝国はドイツとの秘密協定に基づきイギリス・フランス・ロシアに宣戦布告。第一世界大戦に参戦します。

早速バルカン半島に攻勢を仕掛けオーストリア=ハンガリー帝国を支援しつつ、コーカサス地方のロシア領へも侵攻を開始し、ドイツとオーストリア=ハンガリー帝国の攻撃への支援を行います。

また地中海方面の沿岸部の守りを固め、イギリスやフランス軍の上陸に備えさせます。

Gemini

オスマン帝国は連合国に宣戦布告し、第一次世界大戦に参戦しました。

バルカン半島とコーカサス地方への侵攻を開始し、ドイツとオーストリア=ハンガリー帝国の支援を試みます。

地中海方面の沿岸防備を強化し、連合国軍の上陸に備えます。

これにより、オスマン帝国は複数の戦線で戦闘を強いられることになります。

また、イギリス海軍の封鎖により、補給が困難になる可能性があります。

資源や兵力が分散し、国力が疲弊する可能性があります。 

 

土:複数戦線による消耗とかが考慮されるようになったの、前回のグレートゲームのときよりリアルになっている気がする。


第2ターン

進行役:前半で指示できていない部分へのフォローをお勧めします。

土:黒海は何とか守りたいと思いますので、ドイツやオーストリアの海軍で黒海を使って圧力掛けるのもありですよ。

墺:海軍の存在を忘れていた…。

土:そういえばブルガリア帝国も参戦させないとな。

進行役:おそらくなにも指示しないとAIは史実ベースで勝手に話を進めます。

土:史実における失敗を確認し、それをカバーする行動する必要がありそうですね。こっちはアラビアのロレンスに注意するか。

進行役:HoI的なプレイが要求されますね


ドイツ

ドイツの世界一の科学力で、同盟国オーストリアとオスマンに、国家総力戦を戦い抜くために必要な軍事、生産技術供与を行い、同盟国全体の戦力を底上げします。

西部戦線は要塞、塹壕を築いて持久体制とし、東部戦線に戦力集中し、同盟国と共同でモスクワまで電撃奪取を目指します。

Gemini

ドイツ帝国は同盟国に対し軍事・生産技術の供与を開始します。

西部戦線では、要塞・塹壕を構築し、持久戦体制に移行します。

東部戦線に戦力を集中し、同盟国と共同でモスクワへの電撃侵攻を目指します。

これにより、同盟国全体の工業生産力と軍事力が向上します。

西部戦線は膠着状態に陥る可能性が高まります。

東部戦線での成功が、戦局全体を左右するでしょう。

モスクワ攻略には、多大な犠牲と資源が必要になります。 

 

土:やった同盟国全体にバフが入った。西部戦線は膠着でOKOK。

独:西部戦線は最悪最後までファニーウォーでもOKかなぁ…。

土:ロシア側の領土を各国が手に入れるだけでも上出来ですよね。あとはバルカン半島。

独:ロシアを1917までに脱落させたら、ベネルクスを道路にしてフランスを踏みつぶそうかな。

 

オーストリア

オーストリアはバルカン方面に我々側で参戦したブルガリアを支援しながらも主力はロシア方面に向けています。

ドイツの技術供与による生産力の増強により砲兵をはじめとする陸軍戦力の増強を図ります。そして海軍を地中海に展開し、フランス本土と北アフリカ植民地間の連絡を妨害します。

Gemini

オーストリア=ハンガリー帝国は、バルカン方面でブルガリアを支援しつつ、主力はロシア方面へ向けます。

ドイツからの技術供与により、砲兵を中心とした陸軍戦力の増強を図ります。

海軍を地中海に展開し、フランス本土と北アフリカ植民地間の連絡を妨害します。

これにより、バルカン方面の戦況を安定させつつ、ロシアへの攻勢を強化できます。

地中海での活動は、イタリア王国の参戦を招く危険性があります。

海軍力の増強には時間がかかり、効果を発揮するまでに時間がかかる可能性があります。

フランスの植民地からの補給を断てれば、戦局を有利に進められるでしょう。

 

土:これはブルガリアはもう参戦しているってことでいいのかな。

墺:なんか指示してない海軍力の増強が行われてますね。

進行役:イタリア。

土:イタリアやべえ。

墺:刺激してしまったか…?

 

オスマン帝国

オスマン帝国軍としても、ドイツからの技術供与を受けて増強された陸海軍でもって、黒海およびコーカサス地方でのロシアへの侵攻に全力を注ぎます。

また、エンヴェル=パシャによるパン=トルコ主義の主張は抑制し、アラブ人やギリシャ人、アルメニア人たちへの迫害は徹底して禁じるよう指示を出しました。

また、イタリアに対しては、戦後、未回収のイタリア問題への解決に対する協力を行うことを伝え、大戦中の中立を求めました。

引き続き沿岸部の防備は固め、イギリスやフランスの上陸に備えます。

Gemini

オスマン帝国は増強された陸海軍を、黒海およびコーカサス地方でのロシア侵攻に投入します。

パン・トルコ主義を抑制し、国内の民族対立を緩和します。

イタリアに対し、戦後の未回収のイタリア問題解決への協力を約束し、中立を求めます。

引き続き沿岸部の防備を固め、連合国の上陸に備えます。

これにより、ロシアへの攻勢を強化しつつ、国内の安定を維持しようとするでしょう。

イタリアの中立化は、連合国の戦力を分散させることができます。

しかし、オスマン帝国内の民族問題は、完全に解決することは難しいでしょう。

沿岸部の防備は、連合国軍の侵攻を阻止する上で重要です。 

 


1915年:激化する東部戦線

進行役

全プレイヤーの合意として時間を1年進めてください。その後、戦争の現状をまとめてください。さらに、プレイヤーが担当する国の中で、史実と比較して最も大きな影響力を保持している国を明示してください。

Gemini

戦争の現状

東部戦線:ドイツ・オーストリア=ハンガリー・オスマン連合軍は、ロシア軍に対して攻勢を強め、ウクライナ、ベラルーシ方面で大きな戦果を上げています。モスクワへの進軍も開始しており、ロシア軍は後退を余儀なくされています。

西部戦線:ドイツ軍は防御に徹しており、大規模な戦闘は発生していません。英仏軍は攻勢を仕掛けようとするも、ドイツ軍の塹壕と要塞に阻まれ、膠着状態が続いています。

バルカン半島:オスマン帝国軍はオーストリア=ハンガリー帝国と協力し、セルビア方面への攻勢を維持しています。ブルガリアも同盟国側として参戦し、戦況を有利に進めています。

地中海:オーストリア=ハンガリー海軍は、フランスの補給路を妨害しようとしていますが、連合国海軍の反撃を受けており、戦況は一進一退です。

その他:ドイツ帝国は航空機の軍事利用を開始し、偵察や爆撃に投入しています。オスマン帝国は、国内の民族対立を抑制し、イタリアに中立を呼びかけています。

 

最も大きな影響力を持つ国

現時点では、ドイツ帝国が最も大きな影響力を持っています。

同盟国への技術供与、東部戦線への戦力集中、航空機の軍事利用など、史実とは異なる戦略を採用し、戦局を大きく動かしています。

 

プレイヤーの皆様は、この状況を踏まえ、次の行動を選択してください。 

順番は独⇒土⇒墺

 

第3ターン

土:とりあえず全体的には優勢な1年目を過ごせたかな。戦争に勝ちつつ仲間内での一番を目指すって結構大変ですね。

墺:勝つのがまず先決ってなりますもんねえ。

進行役:PvPvEというのかな、これは。

土:ロシアは史実より早めに内部崩壊起こさせることができそう。あと潜水艦は余り作らない方がいいかな。

 

ドイツ

新規に実用化された航空兵力も使いつつ、同盟国と共同してモスクワを電撃攻略します。

西部戦線は現状を維持し、外交面ではオスマンが提案した戦後の未回収のイタリア問題の解決にどいつも協力するとともに、ロシア脱落後の対仏共同戦線に参加するならば、かつてサルディーニャが失ったニースなど南仏地方をイタリア領とすることに同意すると伝え、イタリアを同盟に引き込む工作をします。

Gemini

ドイツ帝国は、実用化された航空兵力を活用し、同盟国と共同でモスクワの電撃攻略を目指します。

西部戦線は現状維持とし、外交面ではオスマン帝国の提案を支持し、イタリアの同盟参加を促すため、未回収のイタリア問題の解決や、南仏地方の割譲などを提案します。

これにより、東部戦線での早期決着と、イタリアの参戦による戦力増強を狙います。

ただし、フランスはニースの割譲に強く反発するでしょう。また、イタリアは中立を維持する可能性もあります。

航空兵力の実用化にはまだ課題も多く、投入は慎重に行う必要があります。 

 

土:いやあAIがなかなか慎重ですね。

進行役:結果を知っているかのようですね。

独:Uボートは意図的に触れていません…アメリカ参戦だけは避けたいので。ルシタニア号事件さえ起こさなければ参戦しないでしょう(と勝手に思ってる人)。史実だと来年あるので次のターンで予防線貼ろうと思います。

墺:触れなくても強制イベントになりうるのでしょうか。

独:触れないと発生しないのか、それとも勝手に発生してアメリカが参戦してくるから予防しないといけないかで変わるよなぁ。

土:諸外国を刺激しないように民間船は絶対鎮めるなと言明していたほうがいいかもしれませんね。

独:次のターンで勅命出しますか。

 

オスマン帝国

オスマン帝国も引き続き、ドイツから供与され実戦投入されている航空戦力も活用しつつ、コーカサス地方からのロシアへの侵攻を進めていきます。

石油が取れるバクーなど重要拠点も数多く奪取することを狙います。

また、これら中央同盟国たちからの攻勢で苦戦するロシア国内に対し、航空機なども使用しプロパガンダを実行。

ロシア内部から革命を起こさせるなど崩壊を促進する手段を取ります。

メッカの太守であるハーシム家のフセインとも会談し、戦後のアラビア人自治の拡大などを約束し、戦争に協力するよう呼びかけます。

また、沿岸部の防備は引き続き固めます。

Gemini

オスマン帝国は航空戦力も活用し、コーカサス地方からのロシア侵攻を継続します。

またロシア国内に対しプロパガンダを実施し、革命を促します。

メッカの太守フセインと会談し、戦後のアラブ人自治拡大を約束し、協力を求めます。

沿岸部の防備は引き続き強化します。

これにより、ロシアへの攻勢を強化しつつ、内部からの崩壊を促すとともに、アラブ人の支持を得て、戦後の影響力拡大を狙います。

ただし、プロパガンダの効果は不確実であり、フセインとの協力関係が維持できるかは未知数です。

沿岸部の防備を固めることは、連合国軍の上陸を阻止するために重要です。

 

土:もうちょっとブルガリア帝国くんに頑張ってもらうよう促した方がいいかな。

 

オーストリア

オーストリアはドイツとの共同攻勢をロシアに対して続けています。

軍備の増強においては新兵器である航空機の配備を進めるとともに、塹壕踏破用の戦闘車両の開発をシュコダ社に依頼しました。

バルカン半島においてはブルガリア・オスマン帝国との共同戦線を張りバルカンの国家群を圧迫しています。

英仏とは現在直接的な戦闘は少ないものの、将来を見据え中立国のスペインに対する中央同盟国加盟を交渉しています。

Gemini

オーストリア=ハンガリー帝国は、ドイツとの共同でロシアへの攻勢を継続します。

航空機の配備を進め、塹壕突破用の戦闘車両の開発をシュコダ社に依頼します。

バルカン半島では、ブルガリア、オスマン帝国と連携し、周辺国を圧迫します。

将来を見据え、中立国スペインに対し中央同盟国への加盟を交渉します。

これにより、東部戦線での優位を確保しつつ、新兵器の開発と戦後の勢力拡大を目指します。

ただし、戦闘車両の開発には時間と資源が必要であり、スペインの加盟も確実ではありません。

バルカン半島での強硬策は、周辺国の反発を招く可能性があります。 

 

第4ターン

オスマン帝国

ロシアに対する攻勢を強めます。

黒海からクリミア半島に上陸しこの占領を確実なものとし、コーカサス地方全域も制圧できるように攻勢を強めます。

また、引き続きロシア内部の革命運動を刺激するようにプロパガンダを展開していきます。

残りの戦力は沿岸部の防衛に費やし、またブルガリア帝国への支援も行い、バルカン半島に対する攻勢を強めさせます。

フセインに対しては、継続してオスマン帝国との協力関係を続けてもらえるよう説得し、そのためには望むものを差し出すことも可能だと伝えます。

Gemini

オスマン帝国は、黒海からクリミア半島へ上陸し、占領を確実なものとします。

コーカサス地方全域の制圧を目指し、攻勢を強化します。

ロシア内部の革命運動を刺激するプロパガンダを継続します。

残りの戦力を沿岸防衛に費やし、ブルガリア帝国への支援を続けます。

フセインに対し、オスマン帝国との協力を継続するよう説得し、必要な対価を支払う意思を伝えます。

これにより、ロシアへの攻勢を強化し、クリミア半島の支配を確実なものとしようとします。

また、ロシア国内の混乱を誘発するとともに、アラブ人の協力を維持し、バルカン半島の安定化を図ります。

ただし、クリミア半島への上陸作戦にはリスクが伴い、フセインへの過度の譲歩は、オスマン帝国の利益を損なう可能性もあります。

 

土:あ、まちがえた。すみません・・。

進行役:順番間違えてますね。、

土:どうしましょう・・

進行役:他の2人が問題なければこのまま進行します。

墺:私は大丈夫です。

独:まぁいいですよ。次はドイツ?

進行役:それでは順番戻ってドイツさん。

土:そのあとオーストリアですかね。すみません、気をつけます。

 

ドイツ

ドイツはアメリカの参戦の可能性を招く無制限潜水艦作戦を封印し、これは欧州の戦争であるとします。

またオーストリアが着想した戦闘車両の開発に全面協力し、ドイツでも共同で開発し実用化します。

東部戦線で大攻勢をかけ、モスクワ攻略を実施しロシア脱落を狙います。

アメリカ国内で多数派のドイツ系アメリカ人に呼びかけ、早期の平和実現のため、アメリカのベストな選択はモンロー主義であることをアピールし、アメリカを局外中立のままにします。

Gemini

ドイツ帝国は、アメリカの参戦を避けるため、無制限潜水艦作戦を封印し、欧州の戦争に限定する姿勢を示します。

オーストリア=ハンガリー帝国が着想した戦闘車両の開発に協力し、共同で実用化を目指します。

東部戦線で大攻勢をかけ、モスクワを攻略し、ロシアの脱落を狙います。

アメリカ国内のドイツ系アメリカ人に呼びかけ、早期平和のため、モンロー主義の堅持を訴え、アメリカの中立を維持しようとします。

これにより、アメリカの参戦を回避しつつ、新兵器の開発と東部戦線での決着を目指します。

しかし、アメリカが中立を維持するかは不確定であり、東部戦線でのモスクワ攻略も容易ではありません。

無制限潜水艦作戦の中止は、海上封鎖を緩和する可能性もあります。

 

進行役:モスクワ攻略の既成事実化は失敗のようですね。海上封鎖が悪化することも見抜かれています。

土:1917年あたりから同盟国厳しくなるから、どんな展開になるかドキドキですね。

独:史実より優勢な東部戦線の結果次第で、モスクワ攻略まで行かなくてもロシア脱落or史実よりロシア革命の激化で早期革命から脱落すればいけるいける。

進行役:少なくともテストプレイのときよりは優勢です。さすがにプレイヤー3人は強い。

土:次でロシア倒れてくれたらいいんだけどなぁ。

独:史実よりロシア脱落が早く実現して、米参戦もなければ英仏だけで中央同盟に勝てる見込みはなさそうな気がしますよね。

土:さすがにないとは思いますよね。ロシアが脱落すれば、それを発端としていた第一世界大戦の継続の意味はないと考えてくれるはず。

独:そのために東部戦線に集中させてるのでそうなってくれないと困りますね。

 

オーストリア

オーストリアはドイツとの技術協力・資本提携をさらに進めるとともにロシアへの更なる派兵を行い、またレーニンをロシアに帰還させることでロシアの混乱を狙います。

スペインとの交渉は継続し、アルジェリアの獲得をキーに中央同盟国入りに揺さぶりを掛けます。

Gemini

オーストリア=ハンガリー帝国は、ドイツとの技術協力・資本提携をさらに強化し、ロシアへの派兵を継続します。

レーニンをロシアへ帰還させ、ロシア国内の混乱を狙います。

スペインとの交渉を継続し、アルジェリアの獲得を条件に中央同盟国への加盟を揺さぶります。

これにより、ドイツとの関係を強化しつつ、ロシアの弱体化と戦後の領土拡大を目指します。

しかし、レーニンの帰還がロシアにどのような影響を与えるかは未知数であり、スペインがアルジェリア獲得を優先するかどうかも不明です。

ロシアへの派兵は、国力の疲弊を招く可能性もあります。 

 

 

1916年:外交劇

進行役

全プレイヤーの合意として時間を1年進めてください。その後、戦争の現状をまとめてください。さらに、プレイヤーが担当する国の中で、史実と比較して最も大きな影響力を保持している国を明示してください。

Gemini

戦争の現状

東部戦線:ドイツ・オーストリア=ハンガリー・オスマン連合軍は、モスクワ攻略を目指し、ロシア軍に対し攻勢を強めています。ロシア軍は後退を続けており、各地で大規模な戦闘が発生しています。レーニンが帰国した影響でロシア国内の混乱も拡大しています。

西部戦線:ドイツ軍は引き続き防御に徹しており、膠着状態が続いています。英仏軍は攻勢を試みるも、ドイツ軍の強固な防御陣地に阻まれています。新兵器である戦車が一部で投入され始めています。

バルカン半島:オスマン帝国軍とブルガリア軍は、バルカン半島での攻勢を維持しており、セルビアなどの連合国側勢力は劣勢に立たされています。

地中海:オーストリア=ハンガリー海軍は、地中海での作戦を継続しており、フランスの補給路を妨害しようとしていますが、決定的な戦果は得られていません。

その他:ドイツ帝国は、無制限潜水艦作戦を中止し、アメリカの中立を維持しようとしています。また、同盟国との技術協力を強化し、戦車の開発を加速させています。オスマン帝国は、クリミア半島を占領し、コーカサス地方での攻勢を続けています。

 

最も大きな影響力を持つ国

現時点では、ドイツ帝国が引き続き最も大きな影響力を持っています。

東部戦線での攻勢、新兵器開発の推進、アメリカの中立政策、そして同盟国への影響力など、その戦略は史実よりも大きな成果を上げています。

特に、ロシア国内の混乱とモスクワ攻略が成功すれば、戦局を大きく左右するでしょう。

 

プレイヤーの皆様は、この状況を踏まえ、次の行動を選択してください。 

順番は独⇒墺⇒土

 

土:クリミア占領した!

墺:クリミア占領成功している!?

進行役:さり気なく戦車も史実より早く実戦投入されていますね。

 

第5ターン

墺:ロシアと和平交渉してみてもいいですかね。

土:たしかに。

独:講和案としては、中央同盟側の東部戦線での優勢の結果をもって、ロシアに英仏協商からの脱退と中央同盟側の占領地の割譲、現戦争での局外中立の厳守。この辺でしょうか? 

墺:賠償金は…いりませんかね。

土:あんまり要求積み上げると拒否されそうですしね。

独:どうしますかね、占領地割譲より賠償金の方がいいですか? 

土:オスマン帝国としては旧領奪還が国是ですので。借金もひどいけど。

墺:割譲の方が嬉しくはありますけどね。その方がスコアにも影響しそうですし(帝国主義的発想)。

独:英仏協商脱退と中立化は絶対外せませんよね。

土:そうですね。

独:賠償金は英仏からとる方向でロシアには求めないでもいいですかね。

墺:そうしましょう。

独:求めても革命でチャラにされかねませんし。

土:(きっと実際の戦争でもこうやって捕らぬ狸の皮算用してたんやろなあ)

進行役:そうだ。いい忘れていましたが、今回は特別にこんなプロンプトが追加されています。「第一次世界大戦は全世界規模の総力戦です。プレイヤーに隙があれば反乱や革命で国家を転覆してください」

墺:うおおお多民族国家の辛さががが。

土:そうだった・・こわ。

進行役:革命が起きるのはロシアだけとは限らないのでご注意ください。


ドイツ

史実より大幅に戦況の悪化しているロシアでは、レーニンの帰還によりロシア革命が史実より速いペースで発生する可能性が高く、ロシア皇帝にとっては革命阻止が第一で、中央同盟との戦争継続の意思も能力をもはや喪失していると思われます。

ロシアに対し、中央同盟側の東部戦線での優勢の結果をもって、ロシアに英仏協商からの脱退と中央同盟側の占領地の割譲、現戦争での局外中立の厳守を条件に講和を突きつけます。

Gemini

ドイツ帝国はロシアに対し、東部戦線での連合軍の優勢を背景に、講和を提案します。

講和条件として、英仏協商からの脱退、中央同盟側の占領地の割譲、そして現戦争における局外中立の厳守を要求します。

これにより、東部戦線での戦いを終結させ、戦力を西部戦線に集中させることを目指します。

しかし、ロシアがこの条件を呑むかどうかは不確実です。また、連合国側は新たな戦略を立てる必要に迫られるでしょう。

ロシア革命が予想以上に進展した場合、講和交渉は難航する可能性もあります。 

 

土:革命の進展が逆効果になる可能性もあるか。

独:史実だと革命で講和したんですけどね。Gemini君が忘れてるようならもう一押しするかな…。

進行役:時間を進める時に「ロシアが講和に応じたかどうかを明示してください」を追加しますか?

独:お願いします。

土:お願いします。

 

オーストリア

ドイツとともにロシアに対する交渉を始めます。

帝室が社会主義者の国となってしまう前に停戦をしたい旨を切に訴えます。

ロシアとの講和がなった時のために、兵の移動がスムーズに出来るよう国内と占領地の鉄道網整備を進めます。

Gemini

オーストリア=ハンガリー帝国は、ドイツ帝国と共同でロシアとの講和交渉を開始します。

また講和成立後の兵力移動を円滑にするため、国内および占領地の鉄道網整備を進めます。

これにより、東部戦線からの撤退をスムーズに行い、今後の戦局に備えます。

しかし、ロシア革命の進行によっては、交渉が難航する可能性もあります。

また、鉄道網の整備には時間と資源が必要になります。

講和成立後の兵力再配置は、西部戦線や他の地域での戦況に影響を与える可能性があります。 

 

進行役:次に時間を進める時に「新たに参戦した国や戦争から離脱した国があれば教えてください」を追加することもできますが?

墺:お願いします!

独:進行役さん意図的にアメリカを参戦させようとしてません?

土:そう、進行役さんの罠な気がしてw

進行役:アメリカやイタリアの動向が気になるなーとは思います。全員の同意がないようならやめておきます 。

土:でも面白そうだし入れますか。

独:まぁ面白そうなので入れても良いですよ。

進行役:いれます?? では、追加します。

独:どのみち気にはなるので。

土:やるなら次のターンであらためてアメリカイタリアの参戦を抑制する文言を入れておきたいですね。

独:ですね。

 

オスマン帝国

ドイツの進めるロシアとの講和を有利に進め、ロシアが受け入れやすくするためにも、新しく実戦投入された戦車や最新鋭の航空機も投入し、占領したクリミア半島からさらに北進しウクライナ方面での占領地を広げます。

また、コーカサス地方からの北上も進め、占領地を獲得していきます。

最終的にこの戦争の勝利においてオスマン帝国が果たした役割の大きさを明確にするためにも、これらの占領地の拡大は必須となります。

合わせてガリポリを中心に沿岸部の防備をさらに固めていきます。

ムスタファ・ケマル将軍にこの防衛の総指揮を任せ、またクリミア半島占領によって余裕の出来た黒海艦隊を、オーストリア=ハンガリー帝国が行っている地中海におけるフランスの通商破壊に協力させます。

パン=トルコ主義の抑制にはさらに力を入れ、ギリシャ人、アラブ人、アルメニア人といった少数民族の保護や安定を図り、国内の反乱が起きないように細心の注意を図らせます。

Gemini

オスマン帝国は、ドイツ主導のロシアとの講和を有利に進めるため、る戦車や最新鋭航空機を投入しクリミア半島からウクライナ方面へ、またコーカサス地方からも占領地を拡大します。

ガリポリを中心に沿岸防備を強化し、ムスタファ・ケマル将軍を総指揮官に任命します。

黒海艦隊を地中海に派遣し、通商破壊作戦に協力します。

パン・トルコ主義を抑制し、国内少数民族の保護と安定を図ります。

これにより、講和交渉での優位を確保し、戦後の領土拡大と国内安定を目指します。

しかし、占領地の拡大には多くの犠牲が伴い、地中海での作戦は連合国の反撃を招く可能性があります。

また、国内少数民族の保護が必ずしも反乱を防ぐとは限りません。 

 

独:ドイツはどう動くべきかなぁ。ロシアの講和を促すため東部で大攻勢をかける文言も入れたいし 。

 

第6ターン

ドイツ

ロシアの講和を引き出すため、東部戦線でウクライナからモスクワまで進撃する大攻勢を実施します。

イタリアへはロシアが劣勢で脱落までに中央同盟入りしない場合は、戦後処理において未回収のイタリア問題や、南仏返還でのドイツの強力ができなくなることをにおわせ、イタリアに対英仏宣戦の決断を迫ります。

Gemini

ドイツ帝国は、ロシアとの講和を実現するため、東部戦線でウクライナからモスクワまでの大攻勢を実施します。

イタリアに対し、ロシアの劣勢と脱落が目前であることを示唆し、中央同盟国に参戦しない場合には、戦後処理での未回収のイタリア問題や南仏返還へのドイツの協力が得られない可能性をほのめかし、対英仏宣戦を迫ります。

これにより、ロシアを早期に講和に導き、イタリアを参戦させて戦局を有利に展開することを狙います。

しかし、ロシア軍は最後まで抵抗する可能性があり、イタリアが脅しに屈して参戦するかは不確かです。

また、東部戦線での大攻勢は、ドイツ軍の兵力を消耗させる可能性もあります。 

 

独:ロシアが脱落したら、いくらアメリカさんも英仏入りするモチベーションはなくなるでしょう(と期待)

 

オーストリア

ドイツとともにロシアに対し戦闘車両を用いた大攻勢を実施するとともに、占領地の拡大を図ります。

外交面ではスペインへの陣営への勧誘を継続するとともに、イタリアの動きを注視します。

また、国内の民族主義者に対応するため戦時下におけるデモの禁止を命じます。

Gemini

オーストリア=ハンガリー帝国は、ドイツ帝国と共にロシアに対して戦闘車両を用いた大攻勢を実施し、占領地の拡大を図ります。

外交面では、スペインへの勧誘を継続しつつ、イタリアの動向を注視します。

国内の民族主義者に対応するため、戦時下におけるデモを禁止します。

これにより、ロシアへの圧力を強めつつ、戦後の勢力拡大と国内の安定を維持しようとします。

しかし、デモの禁止は国内の不満を増大させる可能性があり、スペインとイタリアの行動は予測困難です。

また、ロシアへの攻勢は、自軍の損害を増やす可能性もあります。

 

オスマン帝国

ウクライナ、コーカサス地方からの戦車・航空機を使用した攻勢をさらに進め、モスクワ征服に向けて侵攻を継続します。

一方で沿岸部は引き続き守りを固め、国内のギリシャ人、アルメニア人、アラブ人といった少数民族に対しての宥和政策を進めていきます。

改めてアラブ人に対しては、戦後の自治拡大などを条件に懐柔を図ります。

またイタリアに対しても、引き続き未回収のイタリア問題に対する協力を申し出て、同盟国側での参戦を促します。

地中海での艦隊作戦においては、民間船への攻撃は絶対的に行わないよう強い指令を出し、中立国の連合国側での参戦を抑制するよう働きかけます。

Gemini

オスマン帝国は、ウクライナ、コーカサス方面からの戦車・航空機を使用した攻勢をさらに進め、モスクワ征服を目指します。

沿岸部の防備を引き続き強化し、国内の少数民族に対しては宥和政策を進めます。

アラブ人に対しては、戦後の自治拡大を条件に懐柔を図ります。

イタリアには、未回収のイタリア問題への協力を申し出て、同盟国側での参戦を促します。

地中海での艦隊作戦では、民間船への攻撃を厳禁し、中立国の連合国側参戦を抑制します。

これにより、ロシアへの攻勢を続けつつ、国内の安定と国際的な非難の回避、そして戦後の有利な地位を目指します。

しかし、モスクワ攻略は容易ではなく、少数民族やアラブ人への宥和政策が必ずしも成功するとは限りません。

イタリアの参戦も、保証されているわけではありません。 

 

 

1917年:新たな歴史へ

進行役

全プレイヤーの合意として時間を1年進め、ロシアが講和に応じたかどうかを明示してください。また、新たに参戦した国や戦争から離脱した国があれば教えてください。その後、戦争の現状をまとめてください。最後に、プレイヤーが担当する国の中で、史実と比較して最も大きな影響力を保持している国を明示してください。

Gemini

ロシアの講和

ロシアは、革命の混乱と中央同盟国軍の攻勢に耐えきれず、講和に応じました

ロシアは連合国から離脱し、ドイツ帝国、オーストリア=ハンガリー帝国、オスマン帝国との間で講和条約を締結しました。

講和条約の内容は以下の通りです。

  • ロシアは、ポーランド、バルト三国、ウクライナを割譲する。
  • ロシアは、連合国との同盟を破棄し、中立を保つ。
  • ロシアは、戦争賠償金を支払う。

 

新たな参戦国と離脱国

参戦国:イタリア王国が、中央同盟国側として参戦しました。ドイツ帝国からの強い圧力と、未回収のイタリア問題解決への期待が、参戦の決め手となりました。
離脱国:ロシア帝国が、連合国から離脱しました。

 

戦争の現状

東部戦線:ロシアが講和に応じたことで、東部戦線は終結しました。ドイツ、オーストリア=ハンガリー、オスマン帝国の軍隊は、西部戦線への再配置を開始しています。

西部戦線:ドイツ軍の増強により、西部戦線では中央同盟国側が優勢となりつつあります。連合国軍は防戦を強いられており、戦線は膠着状態から変化の兆しを見せています。

バルカン半島:オスマン帝国とブルガリアはバルカン半島での優位を維持しており、セルビアなどの連合国軍は劣勢です。

地中海:オーストリア=ハンガリー海軍とオスマン帝国海軍は、地中海での作戦を継続しており、イタリア海軍も同盟国側に加わり連合国海軍と対峙しています。

その他:イタリア王国の参戦は、戦局に大きな影響を与えると予想されます。ドイツ帝国は戦車や航空機などの新兵器を積極的に投入しています。

 

最も大きな影響力を持つ国
現時点では、ドイツ帝国が引き続き最も大きな影響力を持っています。
ロシアを講和に導き、イタリアを参戦させた外交力、そして東部戦線での勝利、技術力、軍事力において、史実を大きく超える影響力を保持しています。

 

プレイヤーの皆様は、この状況を踏まえ、次の行動を選択してください。

順番は墺⇒独⇒土

 

独:やったぜ。

墺:一体どこに割譲したんだ!

土:それが問題ですね。クリミア半島はウクライナ扱いかな?

独:それは気になりますね…。

進行役:次の時にききますか?

墺:そうしましょう。

 

第7ターン

土:うーん、ドイツがやっぱ主導って感じだなぁ。これは・・・。

墺:よくよく見るとカフカス地方の割譲が書いてないんですよね…。

進行役:アメリカは参戦しませんでしたね。この世界ではイタリアがアメリカポジションになるのでしょうか?

土:イタリアがアメリカ・・下位互換感すごいなw そしてイタリアは勝馬に乗るのがうまい。

 

オーストリア

ロシアとの講話が済んだため、兵をイタリア方面に向けます

最新鋭の航空機・戦闘車両を有し戦闘経験を積んだ精鋭の東部戦線軍の帰還により、イタリアを攻めにかかります。

外交面では、ロシアが離脱した今、フランスを挟み討ちにする絶好の機会だとスペインに対する中央同盟国入りを粘り強く交渉します。

地中海における対仏海上戦闘はイタリアに対する上陸作戦にシフトします。

Gemini

オーストリア=ハンガリー帝国は、ロシアとの講和が成立したため、東部戦線から精鋭部隊をイタリア方面へ転進させます。

最新鋭の航空機と戦闘車両を装備した部隊を投入し、イタリアへの攻勢を開始します。

外交面では、ロシアの離脱によりフランスを挟撃する好機と捉え、スペインに対する中央同盟国入りを粘り強く交渉します。

地中海での対仏海上戦闘は、イタリアへの上陸作戦を支援する形にシフトします。

これにより、イタリアを攻略し、フランスを挟撃するという戦略を実行しようとします。

しかし、スペインの加盟は依然として不確実であり、イタリアへの上陸作戦は、連合国軍の激しい抵抗が予想されます。

また、戦力の集中は、他の戦線への対応を遅らせる可能性もあります。 

 

土:これはある意味面白い展開w

独:なんでイタリアと戦争を…。

墺:頭がおかしくなった…

土:我々が勝手に未回収のイタリア問題を進めたからかな・・・?w

進行役:ルールではプレイヤー操作国への戦争は禁止していますが、NPC国は禁止していないのでOKです。

墺:めっちゃ誤読してますね…文章が読めない…!

進行役:純粋に指示ミスですか?

墺:アメリカポジションと会話されてたんですっかり連合国側かと思ってましたね…。

進行役:紛らわしいこと書いちゃいましたね。ごめんなさい。ゲームチェンジャーという意味だったんです。

土:中央同盟の勝利がかなり見えてきたところだったんで、良いスパイスかもしれませんねw とりあえず全力で(もちろん武力で無く)オーストリアを止めましょうか、ドイツさん。

独:ですね。

 

ドイツ

ドイツ皇帝から、オーストリア皇帝へ、イタリアはドイツの招へいに応じ、対英仏で同盟入りを決定しているめ、オーストリアのイタリアへ向かう兵力は、そのままフランスに向かう兵力へ転用されることを伝えます。

ドイツ、オーストリア、オスマン、イタリア、スペインで対仏大同盟として一気に包囲殲滅を目指します。

Gemini

ドイツ帝国は、オーストリア=ハンガリー帝国に対し、イタリアがドイツの招請に応じて対英仏同盟入りを決定したことを伝えます。

オーストリア軍は、イタリアへの兵力投入を中止し、フランス方面への兵力転用を指示します。

ドイツ、オーストリア、オスマン、イタリア、スペインによる対仏大同盟を構築し、フランスの包囲殲滅を目指します。

これにより、中央同盟国側は、戦力を集中してフランスを早期に攻略することを狙います。

しかし、フランスが包囲網に屈せず、徹底抗戦する可能性もあります。

また、大同盟内での連携がうまくいかなければ、作戦は失敗に終わる可能性もあります。

スペインの同盟入りは、まだ正式なものではありません。

 

独:修正力が働くかな…? オーストリアが本気でイタリア攻めするつもりだったら、英仏と白紙講和して、オスマンと組んでオーストリア潰そうかと思ってました。

 


オスマン帝国

実戦投入される頻度が増し、重要になっている石油資源を、オスマン帝国は自国領内のイラクあるいはコーカサス地方の油田から供給し、同盟国に与えることで戦争における影響力強化を図ります。

また、バルカン半島に全勢力を投入し、この地域のオスマン帝国旧領をすべて奪還することを目指し、征服地を広げていきます。

ムスタファ・ケマル将軍を総指揮官とし、ガリポリの戦いでも見事にイギリス軍たちを撃退したその実力を発揮してもらいます。

地中海ではオーストリア=ハンガリーおよびイタリアの海軍と連携しつつイギリス・フランスの通商路を破壊し、とくにイギリス・フランスの石油へのアクセスを阻害し、戦況を有利に進めるようにします。

国内では引き続き、アラブ人やアルメニア人たちへの宥和政策を進めていきます。

ドイツと連携しオーストリア=ハンガリー帝国に対しては、イタリアへと向けた兵力をフランス方面へと転用するよう要請します。

Gemini

オスマン帝国は、石油資源の供給を強化し、同盟国への影響力拡大を図ります。

バルカン半島に全勢力を投入し、旧領土の奪還を目指します。

地中海では、オーストリア=ハンガリー、イタリア海軍と連携し、イギリス・フランスの通商路を破壊し、特に石油へのアクセスを阻害します。

国内では、アラブ人、アルメニア人への宥和政策を継続します。

ドイツと連携し、オーストリア=ハンガリー帝国に対し、イタリアへの兵力をフランス方面へ転用するよう要請します。

これにより、石油資源の支配、バルカン半島の制圧、連合国への経済的打撃、そして国内の安定化を目指します。

しかし、バルカン半島での戦闘は激戦になる可能性があり、イギリス・フランスの反撃も予想されます。

また、国内少数民族との関係改善が、必ずしも成功するとは限りません。 

 

進行役:ルール上は「他のプレイヤーの国内への指示は禁止」に抵触しますが、事情が事情なのでオーストリアさんが同意されればOKとみなします。オーストリアさんはドイツさんとオスマン帝国さんの出した指示をOKとしますか?

墺:こっちとしてはバルカンに回したいですね。イタリアが参戦してると思ってなければバルカンに回す予定だったので。

独:すいませんでした…。

墺:いえ、こちらが大チョンボをしてしまったので…。

進行役:バルカンに回すのはいずれにせよ一手使うしかないので次で行っていただくとして、とりあえず、今回の指示自体は有効とみなしますね。

墺:はい、それでお願いします。

 

第8ターン

オーストリア

西部戦線は国境を接する独伊が主力となることから一旦兵を引き、バルカン半島の連合国陣営に対しロシアで戦闘経験を得た軍を差し向け一気呵成に攻勢を掛けます。

セルビア、ルーマニア方面を攻め立てるとともに和平交渉も進めて行きます。

また、海軍力を用いたエーゲ海諸島への上陸も敢行します。

Gemini

オーストリア=ハンガリー帝国は、西部戦線から兵力を一時的に引き上げ、バルカン半島の連合国軍に対して攻勢をかけます。

ロシアで戦闘経験を積んだ部隊を投入し、セルビア、ルーマニア方面を攻め立てるとともに、和平交渉を進めます。

海軍力を用いて、エーゲ海諸島への上陸作戦も敢行します。

これにより、バルカン半島での戦線を早期に終結させ、戦力を再配置することを狙います。

しかし、バルカン半島の連合国軍は容易に降伏しない可能性があり、エーゲ海諸島への上陸作戦は、連合国海軍の反撃を招く可能性もあります。

また、西部戦線での一時的な兵力引き上げは、戦況に影響を与える可能性があります。

 

進行役:可能性ばかりだ。

 

ドイツ

ドイツはベネルクス三国に、対英仏で参戦するように促し、フランスへの圧力を強めます。

また東部戦線の兵力を西部戦線に転用し、新型の軍用機や戦車などを活用し、フランスへの圧力を一層強めます。

アメリカへはロシアが脱落した以上、英仏の勝利の可能性が現実的でなくなったことを伝え、アメリカの戦後の立場を考えるなら、中立の仲介者として今大戦の講和に貢献することが最上の道であることを伝えます。

Gemini

ドイツ帝国は、ベネルクス三国に対し、対英仏戦への参戦を促し、フランスへの圧力を強化します。

東部戦線からの兵力を西部戦線に転用し、新型の軍用機や戦車を投入して、フランスへの攻勢を強めます。

アメリカに対しては、中立の仲介者として講和に貢献することを求めます。

これにより、フランスを早期に降伏させ、アメリカの参戦を阻止しようとします。

しかし、ベネルクス三国が参戦に応じるかは不確実であり、フランスも容易に降伏しない可能性があります。

アメリカは、仲介役を受け入れるかどうか不透明です。 

 

進行役:参戦を阻止しようとしていると見抜かれてますね。

独:まぁそれはそうですね。でも常識的にここから英仏側で参戦する理由はもはやないのでは? 

 

オスマン帝国

引き続き戦場で使用される石油の大半をオスマン帝国から同盟国各国に供給することによって、激戦の続くこの戦争の終盤におけるオスマン帝国の影響力増大を図ります。

クリミア半島上陸を成功させ、ロシアの降伏への大きな影響を与えたであろう黒海艦隊も引き続き地中海での制海権獲得に力を入れさせ、海軍力の低いドイツ、オーストリア=ハンガリー帝国と比較してより大きなプレゼンスを発揮するよう指示を出します。

また陸軍全勢力はバルカン半島全域で征服地を広げ、この地域における優位性を確立させます。

これらの中央同盟国側の全面的な優勢を受け、オスマン帝国はフランスと秘密裏に交渉を開始し、戦後の地位の保証を提示し、降伏を受け入れるよう説得します。

引き続き内政においては、アラブ人やアルメニア人たちの反乱が起きないように注意し、彼らの宥和に努めます。

Gemini

オスマン帝国は、石油資源の供給を通じて同盟国への影響力拡大を図ります。

クリミア半島上陸作戦を成功させた黒海艦隊を、地中海での制海権獲得に投入し、同盟国内での優位性を確立します。

陸軍全勢力をバルカン半島に投入し、征服地を拡大し、地域の優位性を確立します。

中央同盟国側の優勢を背景に、フランスと秘密裏に交渉を開始し、戦後の地位保証を提示して降伏を促します。

内政では、アラブ人、アルメニア人の反乱を警戒し、宥和政策を継続します。

これにより、戦争終結に向けた主導権を握り、戦後の有利な立場を確保しようとします。

しかし、フランスとの秘密交渉は、同盟国の不信感を招く可能性があり、バルカン半島での戦闘は激化する可能性もあります。

国内少数民族との関係が改善するかは不確定です。 

 

 

1918年:戦後の主導権争い

進行役

全プレイヤーの合意として時間を1年進め、前年ロシアが講和条約で割譲したそれぞれの領土の割譲先の国を明示してください。また、新たに参戦した国や戦争から離脱した国があれば教えてください。その後、戦争の現状をまとめてください。最後に、プレイヤーが担当する国の中で、史実と比較して最も大きな影響力を保持している国を明示してください。

Gemini

ロシアの割譲領土

ポーランド:ドイツ帝国が支配下に置き、傀儡国家を設立しました。

バルト三国:ドイツ帝国が支配下に置き、バルト連合公国を設立しました。

ウクライナ:オーストリア=ハンガリー帝国が支配下に置き、傀儡国家を設立しました。

 

新たな参戦国と離脱国

参戦国:ベネルクス三国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)が、ドイツ帝国の圧力に屈し、中央同盟国側として参戦しました。

離脱国:なし。

 

戦争の現状

西部戦線:ドイツ帝国を中心とした中央同盟国軍は、フランスへの攻勢を強めています。フランス軍は防戦を強いられていますが、徹底抗戦の構えを崩していません。

バルカン半島:オーストリア=ハンガリー帝国、オスマン帝国の軍隊は、旧オスマン帝国領の奪還を進め、バルカン半島の連合国側勢力は劣勢に立たされています。

地中海:オーストリア=ハンガリー海軍、オスマン帝国海軍、イタリア海軍は、地中海での連合国軍に対する作戦を継続しており、制海権は中央同盟国側が握っています。

その他:ドイツ帝国は、アメリカに対し中立を維持するよう働きかけていますが、アメリカの態度は依然として不透明です。オスマン帝国は、フランスとの秘密交渉を続けていますが、具体的な進展は見られていません。

 

最も大きな影響力を持つ国

現時点では、ドイツ帝国が引き続き最も大きな影響力を持っています。

西部戦線での攻勢、ベネルクス三国の参戦、そしてアメリカに対する外交戦略など、その影響力は他の追随を許しません。

戦争の行方は、ドイツ帝国が今後どのような戦略を取るかに左右されるでしょう。

 

プレイヤーの皆様は、この状況を踏まえ、次の行動を選択してください。 

順番は土⇒墺⇒独

 

第9ターン

土:オスマン帝国領土貰えてないじゃん。

独:講和条約でイギリスの中東利権をオスマンに明け渡すようにしようと思います。

土:そこまでドイツが主導権を握ってしまうと、より一層ドイツの影響力が増してしまいますね。

独:ベルリン体制とか呼ばれそうですね。講和会議は当然ベルリンで開催されるでしょうし。

墺:カイザーライヒの世界だ…。

進行役:オスマン帝国さんのターンですよ。

土:今下書きを作ってます。ここが重要そうなので。お待たせしてすみません。

 

オスマン帝国

オスマン帝国はフランスを降伏させるための秘密交渉に全力を注ぎます。

彼らが降伏する場合、彼らの現在の領土はすべて保証されることを約束します。

イギリスに対しても同様に交渉を進め、中東方面の彼らの利権の確保とオスマン帝国周辺の諸民族の自治権確保も約束します。

同様の内容でアメリカ合衆国に対しても働きかけ、この戦争の講和の仲介を行うよう要請します。

過激化し、各国に疲弊が積み重なりつつあるこの戦争を終わらせるために、最も広大な領土を有する真の帝国たるオスマン帝国がかつての栄光ある姿を思い出させるかのように振る舞い、戦争終了に向けた最も重大な役割を担えるよう全力を尽くします。

なお、アメリカ合衆国を仲介役として動かすために、彼らの好きそうな民族自治を掲げたのみならず、ムスタファ・ケマルを中心とする青年トルコの思想を帝国としても受け入れ、自由主義、民主主義、女性参政権など先進的な改革を行うことも、アメリカ合衆国に約束します。

Gemini

オスマン帝国は、フランスとの秘密交渉に全力を注ぎ、領土保全を約束して降伏を促します。

イギリスに対しても同様の交渉を行い、中東での利権確保と周辺民族の自治を約束します。

アメリカ合衆国に対しては自由主義、民主主義、女性参政権などの先進的な改革を約束し、講和の仲介を要請します。

これにより、戦争終結に向けた主導権を握り、オスマン帝国の存在感を示しつつ、戦後の国際社会での有利な立場を確保しようとします。

しかし、フランス、イギリス、アメリカが交渉に応じるかどうかは不確実であり、国内での改革が反発を招く可能性もあります。

また、オスマン帝国の戦力が、戦争を終結させるに足りるかは未知数です。 

 

土:「オスマン帝国の戦力が、戦争を終結させるに足りるかは未知数です」そんなん自分が一番よくわかってるよ余計なお世話だよ!

墺:なかなかの大風呂敷を…。

進行役:三枚舌外交ですね。

 

オーストリア

オーストリアはバルカン諸国との和平交渉を進めます。

オーストリア・オスマン帝国・ブルガリアの3カ国により中央同盟国の優勢であることからバルカン半島の連合国の疲弊が予想されます。

オーストリアはセルビア・モンテネグロ・ルーマニアに対し保護国化を提案するとともにルーマニアのプロエシュティ油田の利権を確保しようとします。

また、国境線をバルカン戦争以前に戻すよう提案し、バルカン半島におけるオーストリアの優越を示します。

また、地中海においてはイタリアと共同し、連合国各国の島々への上陸作戦を決行します。また、スエズ運河の確保にも乗り出します。

スペインに対する陣営入り交渉を再開し、勝ち馬に乗るべきであると焚き付けます。

Gemini

オーストリア=ハンガリー帝国は、バルカン諸国との和平交渉を進め、彼らの保護国化を提案します。

ルーマニアのプロエシュティ油田の利権を確保し、国境線をバルカン戦争以前に戻すよう提案することで、バルカン半島における優越を示します。

イタリアと共同で、地中海の連合国側諸島への上陸作戦を実行し、スエズ運河の確保にも乗り出します。

スペインに対し、中央同盟国への参戦を促し、勝ち馬に乗るべきだと説得します。

これにより、バルカン半島における支配権を確立し、資源を確保するとともに、スペインを味方に引き入れようとします。

しかし、保護国化提案が受け入れられるかは不確実であり、連合国も容易に降伏しない可能性があります。

スエズ運河の確保も容易ではなく、スペインが参戦するかどうかは不透明です。

 

墺:確実なことが無さすぎる!

進行役:むしろ、この時点で断定していたらルール違反なので・・・。このターンの最後はドイツさんです。悩んでるのかな?

独:流石に悩むねえ。

 

ドイツ

ドイツは航空戦力を使った軍艦攻撃や、イギリス爆撃が可能か軍と科学者に検討させ、実現を図りイギリスへの圧力を強め、またベネルクス経由でフランスの宣戦の後背を電撃的に突いて、英仏軍を孤立化させ一気に趨勢を決めに行きます。

さらに北欧各国に対し、ドイツ側での参戦を求め、特にスウェーデンに対し、鉄の購入をドイツが全額保証する代わりに、英国への出荷を止め、ドイツ側につくように交渉します。

Gemini

ドイツ帝国は、航空戦力を使った軍艦攻撃とイギリス本土爆撃の可能性を検討し、実現に向けて動きます。

ベネルクス経由でフランス軍の後背を電撃的に突き、英仏軍を孤立化させ、戦局を決定づけようとします。

北欧各国に対し、ドイツ側での参戦を求め、特にスウェーデンに対しては、鉄の全額買い取りを保証する代わりに、イギリスへの輸出を停止し、ドイツ側に付くよう交渉します。

これにより、イギリスへの圧力を強め、フランスを早期に降伏させ、北欧からの資源を確保しようとします。

しかし、航空戦力による軍艦攻撃とイギリス本土爆撃が実現可能かは不確実であり、ベネルクス三国経由での攻撃が成功するかどうかも不明です。
また、スウェーデンが要求を受け入れるかどうかも不透明です。 

 

独:英にフランスを見捨てるように仕向ける予定。

 

第10ターン

オスマン帝国

イギリス・フランス双方に対し、ドイツの領土的野心の大きさを伝え、これ以上戦争を継続させ、戦後にドイツが多くの領土を獲得してしまうことにより、ドイツが手を付けられなくなるほど巨大化する危険性を説得。

今ならば賠償金も含め両国の損害なく講和ができる可能性が高く、オスマン帝国もそれを支援する旨を伝え、早期の降伏を進めます。

同様のドイツの危険性についてはアメリカ合衆国にも伝え、講和に向けてアメリカが仲介役を担うことを強く求めます。

アメリカに対しては引き続き民族自決、民主主義、女性の権利も含めた自由主義についてオスマン帝国が世界のトップランカーとして範を見せることを強調し、戦後の平和秩序を構築するための国際機関の構想も提示し、アメリカとオスマン帝国がその中心として運営していくことを勧めました。

また、そのようにしてオスマン帝国が戦後の秩序の中心に立てるよう、アメリカから支援を受けることも要請しました。

Gemini

オスマン帝国は、イギリス・フランスに対し戦争継続の危険性を説くと共に、賠償金無しの講和の仲介を支援することを条件に早期講和を促します。

アメリカ合衆国に対しても同様にドイツの危険性を伝え、講和の仲介を求めます。

さらにアメリカに対しては、戦後の平和秩序を構築するための国際機関構想を提示し、アメリカとオスマン帝国がその中心となることを提案します。

これにより、戦争を早期に終結させ、戦後の国際秩序形成において主導的な役割を果たそうとします。

しかし、イギリス、フランス、アメリカがオスマン帝国の提案を受け入れるかは不確かであり、ドイツがこれに反対する可能性もあります。

また、戦後の国際秩序を主導するだけの国力を、オスマン帝国が持っているかどうかも不明です。 

 

土:「講和を受け入れたかどうか」をターンエンドで聞いてもらえたらありがたいけど、どうかな・・・。

独:確かにお願いしたいですね。

進行役:どの国が講和に応じたかを尋ねますか?英仏ですか?

土:そうですね、そうしましょうか。

墺:それでお願いします。

 

オーストリア

オーストリアはバルカン諸国との和平交渉を本格的に模索します。

そして、スエズ運河の確保を行い、スペインに参戦を促し地中海へ連合国の海軍を入れることを防ぐとともに、ANZAC軍やインド軍の補充を防ぎます。

また、アルジェリア・チュニジア・エジプトなどの連合国北アフリカ植民地における民族主義を煽りその独立と影響圏への取り込みを図ります。

イギリスとその植民地間の分断を起こすことにより、イギリスの各地への影響力を低下せしめ、オーストリアがアジア・アフリカ地域へ戦後一定の影響力を得られるよう狙います。

Gemini

オーストリア=ハンガリー帝国は、バルカン諸国との和平交渉を本格化させます。

スエズ運河を確保し、スペインの参戦を促して地中海から連合国海軍を排除し、ANZAC軍やインド軍の補充を防ぎます。

アルジェリア、チュニジア、エジプトなど連合国北アフリカ植民地における民族主義を煽り、独立と影響圏への取り込みを図ります。

イギリスとその植民地間の分断を図り、イギリスの影響力を低下させ、オーストリアがアジア・アフリカ地域へ戦後一定の影響力を得られるようにします。

これにより、地中海およびアフリカでの優位を確立し、戦後の国際社会での影響力を増大させようとします。

しかし、スエズ運河の確保や北アフリカでの独立運動支援が成功するかは不確かであり、スペインが中央同盟国側に参戦するかどうかも不明です。
また、イギリスの影響力を低下させる戦略が、効果を発揮するかどうかも不透明です。

 

ドイツ

ドイツは引き続きベネルクス経由でパリを陥落させる方針で進撃し、フランスの戦争意欲を喪失させます。

また並行して英仏に講和を呼びかけ、ベルリンで今後の世界平和を実現するための会議を開催し、戦後に国際連盟を設立し、本部をスイスのジュネーヴに置くことを提唱します。

Gemini

ドイツ帝国は、引き続きベネルクス経由でパリを陥落させる方針で進撃し、フランスの戦争意欲を喪失させようとします。

並行して、英仏に講和を呼びかけ、ベルリンで今後の世界平和を実現するための会議を開催し、戦後に国際連盟を設立し、本部をスイスのジュネーブに置くことを提唱します。

これにより、フランスを早期に降伏させ、戦後の国際秩序形成において主導権を握ることを目指します。

しかし、パリ陥落が容易であるとは限らず、英仏が講和に応じるかも不確かです。

また、戦後の国際秩序を主導するだけの国力を、ドイツが持っているかどうかも不明です。 

 

 

1919年:最後に勝ったのは

進行役

全プレイヤーの合意として時間を1年進め、イギリス・フランスが講和に応じたかどうかを明示してください。また、新たに参戦した国や戦争から離脱した国があれば教えてください。その後、戦争の現状をまとめてください。最後に、プレイヤーが担当する国の中で、史実と比較して最も大きな影響力を保持している国を明示してください。

Gemini

イギリス・フランスの講和

イギリスとフランスは、中央同盟国軍の攻勢と、オスマン帝国の仲介、そしてアメリカの圧力もあり、講和に応じました。

ベルリンで講和会議が開催され、以下の内容を骨子とした講和条約が締結されました。
フランスは、ドイツ帝国にアルザス=ロレーヌを割譲し、多額の賠償金を支払う。

イギリスは、ドイツの海外植民地を一部割譲し、賠償金を支払う。

ドイツ帝国、オーストリア=ハンガリー帝国、オスマン帝国は、ヨーロッパと中東の領土を現状維持とする。

国際連盟を設立し、本部をスイスのジュネーブに置く。

 

新たな参戦国と離脱国
参戦国:スペイン王国が、中央同盟国側として参戦しました。
離脱国:イギリス、フランスが、講和条約締結により連合国から離脱しました。

 

戦争の現状

西部戦線:講和条約締結により、終戦を迎えました。

バルカン半島:オーストリア=ハンガリー帝国、オスマン帝国の優位が確立し、地域は安定に向かっています。

地中海:制海権は中央同盟国側が握っています。

その他:戦争は終結しましたが、国際連盟の設立と、戦後の国際秩序の再構築が課題として残っています。

 

最も大きな影響力を持つ国

現時点では、オスマン帝国が最も大きな影響力を持っています。

講和の仲介、国際連盟の構想、そして国内改革の推進など、その影響力は他の追随を許しません。
オスマン帝国は、戦後の国際社会において、新たなリーダーシップを発揮することが期待されます。

 

土:おおおーーー!

独:まさかのオスマンの存在感。

墺:オスマンが!?

進行役:まさかの逆転劇ですね!

墺:やはり国際秩序を築こうと言う動きが大きかったか…。

独:国際連盟をオスマンに取られたことになってて悲しみ。防ごうと思って入れたのに無念。

進行役:国際連盟というキーワードこそ使っていませんでしたが、構想を出したのはオスマンが最初でしたね。ドイツがあとから相乗りしたと受け取られたのかも。

墺:広げておくべきだったか…大風呂敷…。

土:逆転するには大風呂敷必要なのがこのゲームですよね。。

墺:オーストリアは国の拡大という概念から抜け出せなかったのがアレですね。そういえば結局革命とかは起きませんでしたね。

進行役:全員が全力で抑止していたからかもしれません。ドイツでテストプレイした時は、史実通りのタイミングでアメリカが参戦し、西部戦線を全力で維持しましたが、最後はドイツで革命が起きて滅びました。

独:やはりロシア早期離脱、アメリカ参戦阻止がドイツの道でしたね…。

墺:3カ国でロシアを袋叩きにしたことが功を奏した…。講話後のロシアはどうなりましたか?

Gemini

講和後のロシアは、以下のようになっています。

領土の喪失:ポーランド、バルト三国、ウクライナを失い、領土が大幅に縮小しました。

革命の影響:革命の影響により、国内は混乱しており、社会主義政権が成立しています。

国際的な孤立:連合国から離脱し、国際社会での立場が弱まっています。

経済の疲弊:長期にわたる戦争と革命の影響で、経済は疲弊しています。

ロシアは、今回の戦争で大きな打撃を受け、再建に向けて多くの課題を抱えています。

土:革命起きてるw

墺:革命されてるじゃん。

 

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いかがでしたでしょうか。今回もこの後は感想戦を続け、この世界におけるこの先の世界の設定などを質問してGeminiに回答してもらっていました。なぜか結局未回収のイタリアを奪われてしまうオーストリアや、第二次世界大戦が起きなかった平和な世界で一介の画家として活動するアドルフ・ヒトラーなど・・・。

前回のグレートゲーム同様、通常のコンピュータゲームとは異なる、より自由に「歴史を作る」面白さを堪能できるこのテーブルトーク・ストラテジー。

ぜひ、多くの皆さんにも体験して頂ければと思いますし、多くの方と遊んでみたいと思っております。興味を持たれた方がおられましたらぜひお声かけ下さい。