リストリー・ノーツ

歴史ゲームのプレイレポートが中心。https://twitter.com/RestoryNotes

スポンサーリンク

Europa UniversalisⅣ プレイレポート:フランス 第1回 「第1次ブルゴーニュ征服戦争」(1453年~1460年)

初アイアンモードをプレイする。

使用国家はフランス。ただし1453年10月20日スタートとする。

百年戦争終結の翌日である。

f:id:SuzuTamaki:20161109005802j:plain

 

 

君主はシャルル7世、50歳。高い能力値と、陸軍士気+5%の「指導者への鼓舞(Inspiring Leader)」などの性格を持つ。ただ、「異常なまでの完璧主義者(Obsessive Perfectionist)」という、建造コスト+10%の悪い性格も持つ。まあ、彼が死ぬまで建築をしなければいいだけだ。

f:id:SuzuTamaki:20161109011208j:plain

一方、後継者は30歳のルイ。

のちのルイ11世であり、「偏在する蜘蛛」と呼ばるほど陰謀を張り巡らせた彼らしく、「巧みな蜘蛛の巣張り(Intricate Webweaver)」という性格を持つ。効果もスパイ網構築効率+30%とぴったり。どの性格が付与されるかはランダムのはずだが、今回はかなり「らしい」感じとなった。

能力が父に劣るのは残念。

 

王妃はマリー・ダンジュー。プロヴァンス伯ルネの姉で49歳。シャルルとは又従妹の関係。能力値が妙に高く、「狂信的(Zealot)」の性格を持つが発揮されることはないだろう。

 

 

外交関係ではイングランド、ブルゴーニュ、アラゴンからライバル視されているため、こちらからもこの3国をライバル認定しておく。

そしてアラゴンのライバルであるカスティリャと、息子ルイが婚約している相手国であるサヴォイアと同盟を結ぶ。将来的には外交併合を目指したい。

f:id:SuzuTamaki:20161109015027j:plain

また、フリードリヒ3世が統治する「シュタイアーマルク」なる国家が作られており、そこと同盟を結んだ。

史実における、「内オーストリア公」を再現したものだと思うが、これによって、昨今歴史的ライバル認定され同盟がほぼ不可能となったフランス-オーストリア同盟の復活が再び可能となったと言えるかもしれない。

 

教皇庁とは仲良くしておきたいので、教皇庁との関係改善ミッションを選択して外交官を派遣。将来的には同盟も結んでおこう。

当然、スコットランドへの独立保証は破棄である。

 

 

財政的には、さすがのフランス。税収が月間11ダカット以上もあるのは素晴らしい。

しかしそれでも財政赤字のため、各地の要塞を即座に撤去。それだけで月間3ダカット以上の黒字になった。

さらに小型船以外のすべての船舶も破棄し、これで黒字は月間5ダカットに及んだ。

どうせイングランドの海軍には勝てないのだから、中途半端に大型船を保有していても意味はない。

小型船はイングランド海峡に派遣しておく。

 

 

f:id:SuzuTamaki:20161109013840j:plain

そしてフランス南東部ドーフィネでは、王位僭称者ギョーム・ド・ロシュモールによる反乱が巻き起こっていた。

 

せっかくの白兵4指揮官ジャン・ビューローがいるので、さっそく彼の力を借りて鎮圧を行う。

ここまで指示を出してポーズを解除。

いよいよフランス鉄人プレイが開始される。

 

 

 

 

f:id:SuzuTamaki:20161109022117j:plain

f:id:SuzuTamaki:20161109022119j:plain

f:id:SuzuTamaki:20161109022120j:plain

開始直後、立て続けに良イベントが発生する。

「100年戦争の終結」と「シャルル7世による税制改革」はフランス固有のイベントで予定調和ではあるが、そこに時折出現する「厳格な研究者たち」イベントも加わった。

さらに「農業改革」イベントも発生しポワトゥーの人的資源基礎値を1上昇させたほか、カスティリャの王フアン2世が「Naive Enthusiast」というお金をくれやすい性格であったため、40ダカットほどの寄付を頂いた。

 

かと思えば1454年の11月9日にいきなりシャルル7世が崩御

息子のルイがルイ11世として即位した。

f:id:SuzuTamaki:20161109023407j:plain

記念にブルゴーニュへとスパイを派遣して、その効果のほどを確認することにした。

また、後継者は息子で14歳のニコラス・ヘンリー。能力値は父とほぼ同じくらいである。

 

そして1456年1月9日。

フランスはブルゴーニュに宣戦布告を行う。

f:id:SuzuTamaki:20161109024706j:plain

ちょうど、ブルゴーニュがイングランドおよびプロヴァンスと戦争を始めたのだ。

これを機に、ピカルディ獲得ミッションを選択し、開戦を決めた。

本当はブルターニュもメイン戦闘国に設定したかったが、直前でサヴォイアと同盟を結んだようで実現できなかった。

この戦争の最大目標は、フランスがコアを持つブルターニュの完全併合である。

(もちろんピカルディも欲しいが)

 

規律+5%の軍事顧問を雇用し、早速ブルゴーニュ地方の制圧を開始する。

f:id:SuzuTamaki:20161109030756j:plain

序盤のオルレアンの戦いでは手痛い敗北。

ブルゴーニュ地方の制圧もすべて解除され、いきなりリスタートか?と危ぶまれた。

 

しかし、イングランド軍が本気を出してブルゴーニュ同盟に対する攻撃を開始したため形勢が逆転。

f:id:SuzuTamaki:20161109030919j:plain

ブルターニュ地方での戦いではイングランドとフランスがまさかの共同戦線を張り敵軍を撃破した。

 

そのあとは獲得目標であるピカルディに侵攻し、ここでブルゴーニュ主力をも撃破。

イングランド軍もどんどん侵攻してくれているし、あとは消化試合である。

 

そして1458年3月1日。

まずはブルターニュと講和を結ぶ。

f:id:SuzuTamaki:20161109032245j:plain

今回の戦争だけでは残念ながら、ナントとアルモールの2州割譲しか要求はできなかった。

完全併合は次の戦争で、ということになりそうだ。

しかし攻撃的拡張の増加量がやばい・・・

 

その後、ナミュールでの敗戦なども経つつ、

f:id:SuzuTamaki:20161109034624j:plain

1460年8月1日。

ついにブルゴーニュと講和を結んだ。

ブルゴーニュからの領土割譲はピカルディのみ。

ただし、彼の属国であるフランドルとブラバントを独立させるなど、ブルゴーニュの弱体化を図った。

とりあえずこれにて第1次ブルゴーニュ征服戦争は終結。

講和が切れるのは14年後。

それまでに人的資源を回復させ、再度の征服に向けて準備を進めよう。

f:id:SuzuTamaki:20161109035000j:plain

DLCからの要素である戦後報告書。激戦であったことがわかる。

 

 

 

なお、南方ではナヴァーラ王国をめぐるカスティリャアラゴンの戦いが繰り広げられていたが・・・

f:id:SuzuTamaki:20161109035040j:plain

その戦争の結果、まさかのナヴァーラ領土拡張が行われていた。

 

第2回へ続く。